
私が催眠術にかけられ、催眠術師の思いのままに操られているのをみた人から
いつもからは想像もつかないぐらい素直になっちゃってるんだけど、本当なの?
と言われたりしますが、本当です。。。
もっとも催眠術で本当に嫌なことはさせられないでしょうが、ちょっとなるべくならやりたくないけど、まあまあ許容の範囲ということであれば、やってしまったりするのでしょう。
嫌なことでも、まあやってもいいかというボーダーラインは、催眠術にかけられる人と催眠術師の間の人間関係や信頼度、もちろん誘導していく催眠暗示のテクニックにもよって変わってくるんだと思います。
以前、従姉が私に対して催眠実験を行ったことがあります。
私は、超催眠術にかかりやすい体質ですが、それでも「服を脱ぎなさい!」と催眠暗示され、下着姿までなったことがありますが、さらに「もっと脱ぎなさい!」と催眠暗示されましたが、結局、裸にはなりませんでした。
例えば、スポーツジムにいっても、着替えて風呂に入るようなときは、下着までは普通に脱ぎますが、そこから先はやはり抵抗があるので、隠せるときはタオルで隠してます。
ここが、私の中での一つのボーダーラインなのかもしれません。
催眠術にかかっても、嫌なことはさせられないし、嫌なことはしないとよく言われますが、術師の催眠誘導のテクニックもあると思いますが、催眠術にかけられる側の人の催眠深度や被暗示性はもちろん、性格にもよって、そのボーダーラインが違ってくるような気がします。
『嫌なこと』でも、いくつか段階があると思います。
段階1:「そんなに気乗りはしないけど、やってあげてもいいわよ!」
段階2:「できればやりたくないけど、まあ、やってもいいわね!」
段階3:「やりたくはないけど、周りが盛り上がったり、やることで何かメリットがあればやってもいいよ」
段階4:「本当はやりたくないんだけど、取引先や周りからの期待で断りにくいし、仕方ないわね・・・」
段階5:「本当、これは嫌! 本当にやめて!」
わかりやすく、感情レベルで考えてみると、こんな感じになるんじゃないかと、考えてみました。
たとえば人前で、ちょっとはずかしいコスチュームを着て「ベリーダンスを踊ってください」と言われたとします。
もちろん、そういう趣味でもなければ、普通は恥ずかしかったりするので、まあやりたくないと思うでしょう。
でも、その感じ方は人によって違ってきます。
やりたくない度が段階1レベルであれば、まあ気乗りしないけど、ノリでやってあげても、仕方ないわね、やってあげるわよレベルかもしれません。
やりたくない度が段階2レベルに感じると、気乗りがしないどころか、やりたくないという感情が強くなってきますが、しかたなく嫌々でもやるというようなレベルかもしれません。
やりたくない度が段階3レベルに感じると、私にこれだけやらせるんだったら、給料アップしてくれるとか、ごちそうしてくれるとか、見返りあるんでしょうね。あるんだったら、本当は嫌だけどつきあってあげてもいいわよというレベルかもしれません。
やりたくない度が段階4レベルに感じると、こんなこと取引先で大口契約と引き換えとか、ものすごい同調圧力とかで断りにくいというシチュエーションでもなければ、普通にそんなことやるの断るわというレベルかもしれません。
やりたくない度が段階5レベルに感じると、もう自分勝手だと言われようが、嫌われようが、契約を打ち切られようが、絶対にやらないからねというレベルかもしれません。
例えば、催眠術をかけられて
さあ、あなたは、かわいいワンちゃんになります。
と言われたとします。
これは、受け止め方が人それぞれです。
犬好きな人で、自分も犬みたいになってみたいと思う人は、まだ軽い催眠状態でも、積極的に四つん這いになって「ワン! ワン!」と鳴きだすかもしれません。
飲み会とかで盛り上がったノリで、自分の愛犬のモノマネを披露するような感覚であれば、嫌とかやりたくないというハードルはかなり低く、やりたくない度が段階1や2レベルなので、軽い催眠状態でも、やりたくなって、むしろ積極的にやってしまったりするものです。
私の場合で考えてみると、例えば「あなたは、豚になります。」と暗示された場合、私の中ではこれは、犬になるよりもちょっとハードルがあがりますw
人前で豚にされるなんてはずかしいし、屈辱的と思っているので、私の中でのやりたくない度はさすがに、段階5まではいきませんが、段階3や4レベルになってきます。
超催眠術にかかりやすく、被暗示性が高い私でも、催眠術にかかりはじめのまだ軽い催眠状態では、心の抵抗もあるので、反応も悪くなります。
床に座ってしまっても、四つん這いにならなかったり、しゃべると、もしかしたら「ブヒィ、ブヒィ」と鳴いてしまいそうに思ったりすると、促されても、しゃべりませんw
しゃべらないというぐらいの抵抗は、私でもなんとかできてしまうものです。
しかし、催眠深度が中程度になってくると、変性意識も深くなってくるので、はずかしくて嫌だというような感覚が薄れ、不思議と抵抗するよりも、素直に従ったほうが気分もよく楽になってくる感覚があります。
中程度といっても、まだ自分は豚ではなく人間だとわかっていますし、少し嫌という感覚もあるのですが、恥ずかしい感覚がかなり薄れ、感覚としては、やりたくない度が段階1や2レベルにハードルがかなり下げられてしまっているような感じです。
わかりやすく言うと、もちろん、自分は人間だという感覚はあり、豚になることもわかっているのですが、飲み会かなんかで、豚のモノマネが上手いから披露してと指名されて、酔っぱらって、少し恥ずかしさは残っているものの、気分よくその気でノリノリになってやっちゃう感じです。
気分的には、こんな感じです。
本当は、そんなに乗り気じゃないけど、もう、しょうがないわね! そこまでいうならやってあげるわよ!
深い催眠状態まで入れられると、完全にもう変性意識状態に入っていて、超催眠術にかかりやすく、被暗示性が高い私は、完全に素直状態、言いなり状態で、完璧に自分を豚だと思い込んじゃってますw
従姉曰く、私の場合、被暗示性が高い上に、思い込みが激しい性格なので、完全なりきりモードに入りやすく、こういった「あなたは、〇〇です。」といったタイプの催眠暗示をかけるのには、おあつらえ向きなんだそうです。。。
あんまり、うれしくないんだけどね。。。
完全に深い催眠状態で、完璧な変性意識状態になったら、1から 10まで術者の言いなりなのでしょうか?
はい、完全にもう、1から 10まで術者の言いなりなってます。
あまり認めたくないですが、正直にいうと、完璧に素直な気分、素直な状態にされちゃってます。
これって理屈とかじゃありません。
変性意識とはそういうものなのです。
催眠術かかって、深い催眠状態にされると、この感覚がわかると思います。
たとえば、嫌なことはどうしたって嫌なままです。
催眠術にかかっていない、通常の意識状態では、どんな言葉でも、誰から言われた言葉でも、自分の志向、行動、好き嫌いなどを変えることはことはかなり難しいことは簡単に想像できると思います。
人間には、『自我』というものがあるので、強烈な体験をして、それによって固い決意をするということでもなければ、なかなか自らの志向や行動を変えたりはできないものです。
ところが、催眠術をかけられ、深い催眠状態にされた状態での完璧な変性意識下では、「これからあなたは〇〇が大好きです」と催眠術師に言われるだけで、本当に大好きになってしまいます。
しかも、深い催眠状態になり、そこで入れた暗示はものすごく強力で、催眠状態のまま目が醒めた後、つまり通常の意識状態に戻っても、「あなたは〇〇が大好き」なままという状態になっていて、これは、催眠術師に催眠術を解いてもらうか、睡眠をとるとかでないとこの暗示はキャンセルされません。
本当に、催眠術に深くかかると、ここまで催眠暗示が効いてしまうものなのです。
深い催眠状態になって、完璧に変性意識状態になっているときは、自我が溶かされた頭の中真っ白の素の状態です。
つまり、かけられた催眠暗示がそのまま素直に頭から入ってきます。
これは、産まれて間もない乳幼児に似ています。
乳幼児で、まだ自我があまりないうちは、親の言うことをそのまま素直に受け入れます。
実際に、乳幼児は親に守られていて、多くの場合、親の言われるままにしているのが一番安全で確実であるということを本能的にわかっているのかもしれません。
深い催眠状態で、変性意識になっている頭の中真っ白の素の状態は、催眠術で脳がこの乳幼児と同じような状態にさせられちゃっているので、乳幼児と同じように、本能的に自分の身に危険が及ぶようなこと意外のことは、素直に催眠術師の言いなりになってしまうのかもしれません。
実際に、深い催眠状態にさせられ、完璧な変性意識状態に入ってしまっているときは、大人なので自分がやっていることは、ボーっとしながらもわかっているのですが、催眠術師に対して、本当に乳幼児のように素直な気分になってって、言いなりになっているその状態が心地よくすら感じています。
催眠術にかかっていても、かかりが浅い状態だと、ここまではならないので、この感覚は、実際に深い催眠状態にさせられてみないと、わからないかもしれませんね。
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