
前回からの続き
再び、従姉に催眠術を深くかけられ、椅子に座った状態で、メロンメロンに脱力して身体は背もたれに寄りかかり、腕は自然に膝の上、頭がガクンとうなだれた状態の私。。。
とっても気持ちよくて、リラックスした感覚 (この気持ち良さがあるから、多少変な暗示されても、また催眠術にかかりたいと思うのかもしれないけど、とにかく、ちょっと催眠術にかかっていないときにはない、表現できないような感覚なんだけど、とにかく、フワフワして宇宙に溶け込んじゃってるような感じですんごく気持ちいいですよ。)
というわけで、あとは催眠暗示を待つばかりの、催眠暗示スタンバイ状態。料理で言えば、仕込み完了といったところですね。
あとは、催眠術師によってどう料理され、どう味付けされるか、催眠術師の腕しだいw
さて、私が深い催眠状態となり催眠術による仕込み完了となり、催眠術師(従姉)による催眠調理wwwがはじまるのですが、調理がはじまるまで少し時間があるようなので、今回私が実験台となった催眠実験の目的をご紹介しておきます。
目的は2つあって、従姉が娘の催眠術習得のため、娘に実際に催眠術にかかっている人の表情変化をつかむために、実際に私にかけて、表情変化したところを見せて教えるためです。催眠術師の方々は、ちょっとした人の顔の表情の変化を察するうまいですし、それは催眠術師にとってはそれは必要不可欠な技術なのかもしれませんね。
そしてもう1つは、従姉が催眠術によってどこまでポーカーフェイスが維持されるのか、実験で試したいということから、始まりました。
さて、催眠術師(従姉)の準備が終わって、これから私はたっぷり催眠調理されるようですので、どんなふうに料理されるのか楽しんでいってくださいね。
従姉は椅子に座った状態で、背もたれによりかかり、膝の上に手をおいた、頭がガクンとうなだれた状態になっている私のアゴの下に手をあてがって、ゆっくりと上に持ち上げる。
「さあ、ゆっくりと顔をあげてー!」
私は、頭をうなだれた状態から、まっすぐ顔をあげて普通に座っている形になります。脱力していて、瞼は下がって、目が閉じたままの状態・・・
完全に催眠術、かかちゃってます。。。
目を開けようと思っても、瞼が重くて開かない。。。
「瞼は開かないわよ。さあ、このコップをもって、鼻の近くまで持っていって、においを嗅いでね。
さすが、ちょっとした私の眉や瞼の下の目玉の動きを察知して、私が目を開けようとしてることを察知してる。。。すごい観察力。
私は渡されたコップをつかみ、鼻の近くまで持っていく。
「さあ、今、あなたが持っているコップには水が入っています。今は水なので、においはしません。どう? においはしないでしょ?」
「は・・・い、しません・・・。」
うう、また香り系の催眠ね。
従姉は、催眠暗示をするとき、または催眠術に入れていくとき、感覚を変性させて香りを操ることをよくします。
実は、私はよく『催眠マスク』というものによって従姉から、香り系の催眠術をかけられています。
『催眠マスク』といっても特別な仕掛けがあるけでもなく、普通の市販のマスクなのですが、従姉が「香り人形」と言いながら私にこのマスクを装着すると、私はすぐ催眠状態になってしまい、もう自分ではこのマスクをはずすことができなくなり、従姉の暗示どおりのにおいがしてしまうという、私にとっては、なんとも恐ろしいマスクなのですw
私はこのマスクをして催眠状態になっていることがよくあります^^;
催眠は別として、結構リーズナブルでいいマスクですよ。
なぜこのマスクが『催眠マスク』として使われるのか、どんな感じなのか、最近では、時間的には10分程度と短いですが、頻度的には1週間に1回はこのマスクによって催眠状態にされているので、この『催眠マスク』については、別の記事で話したいと思います。
なぜ香りかということについても、従姉にいろいろと教えてもらいましたので、『催眠マスク』とともに別の記事で話したいと思いますが、今回も香りを操られたわけなので、ポイントだけ述べますね。
催眠術で操るというと、まずは身体、そして感覚、感情、記憶、気分などなど
感覚はそれほど深い催眠状態になっていなくても、支配されますが、感覚というと、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚があります。
それでは、なぜ従姉が香り系の催眠、つまり嗅覚を中心に私によくかけるのかというと、従姉に言わせるとちゃんとした理由があるようです。
あっ!、その前に今回、いつもの『催眠マスク』を使わなかったのは、娘に催眠術にかかっている私の顔の表情変化をよく見せるためもあるわね!
実は、催眠術にかかっているとき自分の顔の表情がどう変化してるのか、感情と一致してるのかというのは、私自身も興味あったしね。
嗅覚を操る理由
よーく、姉さんの顔の表情の変化を見てるのよ。特に口の端をよーくみてるのよ。
うん、わかった。
さあ、私が指を鳴らすと、そのコップの水が、ラベンダーの香りに変わるよ。 (パチン!)
うわ、いつもながらさすが香り催眠。目はつぶったままなので目の前がどうなってるかはわからないけど、たしかに、ラベンダーアロマと同じ香りが・・・
あっ、なんか嬉しそう。口の端、少しあがったね。
そう、好きとか心地良いという感情になると、口の端が微妙に上がるから、よく観察してるとわかるのよ。
それじゃ、今度は、お姉さんの眉から眉間のあたりをよく見てるのよ。
眉から眉間のあたりね。わかった。
さあ、今度は私が指を鳴らすと、鼻にツンツンとくるよ。そうコップの中が薄めたお酢に変わります。(パチン!)
すごい、今、眉がピクってうごいて、眉間にシワが寄った。
そうね、嫌いとか不快な感情があると、それは眉から眉間のところにでるから、観察してるとよくわかるのよ。
ってか、鼻にツンツンきてるんだから、不快に決まってるじゃない。。。 ったく、
それじゃ、もう2回繰り返すから見てるのよ
って、繰り返すのかよ。。。
ラベンダーとお酢の香りを繰り返し楽しんだ? 後は、いよいよ従姉の催眠実験タイム
3つのシチュエーションで、感情に直結し、素直に感情が出やすいとされる嗅覚の操りと、顔の表情の関係を調べるというものです。
実は、これは私も、私自身がどんな感じになるのか興味があったのですが、面白い結果になりました。
まずは、コップに薄めたお酢が入れられて
ちょっと、これニオイ嗅いでみて
ううう、当たり前だが、鼻にツンとくる。。。
ニオイを嗅ぎ、当然鼻にツンときて、思わず顔をしかめる私
すかさず催眠術にかけられ暗示を入れられます。
さあ、あなたのそのコップの中にはただの水が入っています。匂いを思いっきり嗅いでみましょう。
水ですので、何も匂いはしませんね
という催眠暗示で5分観察されたあと、催眠術を解かれる
さて、結果はいかに!
催眠実験1の結果は、予想される通りだと思います。
テレビでも、催眠術にかかったタレントさんが、ワサビを抹茶のアイスと思っておいしそうに食べたり、レモンを甘いといってまるかじりすることからも想像できるとおり、感覚の一つである嗅覚が催眠暗示により変わります。
実際に嗅いでいるのはコップの中の薄めたお酢ですが、鼻にツンとくることもなく、においはほとんど感じません。
催眠状態でワサビを食べても平気、レモンを食べても甘いのと一緒の反応ですね。
言われてみれば、ほんのかすかに鼻にツンとする感じがあったかも
ぐらいで、でもやっぱり水という感じです。
今度は薄めたお酢の変わりに、コップに水道水が入れられる。
試しに匂いを嗅ぎ、念のため少し飲むも、正真正銘の水。無味無臭といった感じでいつもの水と変わらず。
確認が終わると、再びすぐに催眠術をかけられ、少し間を置いて、催眠術にかかった状態で、
指をパチン!と鳴らすと、コップの水が薄めたお酢になります!
という催眠暗示で5分観察
ここでクイズです。私はこの実験でどうなったでしょうか?予想してみてくださいね。 次の2択の中から選んでください。
反応1
嗅覚の感覚は、最初は催眠暗示どおり、鼻はツンツンします。
しかし嗅覚は慣れてくる感覚なので、しだいに鼻にツンツンこなくなります。
感情は、少し不快ですが、ニオイが弱くなるにつれ、フラットな感じになっていきます。
顔の表情は、特に制限暗示を受けていないので、不快な感情が素直に出て、最初眉をひそめ眉間にシワがよりますが、ニオイが薄くなるについて、フラットな表情になっていきます。
反応2
嗅覚の感覚は、催眠暗示どおり、鼻はツンツンきて、そのまま催眠が覚めるまでずっと鼻にツンツンきてる感じです。
感情は、少しだけ不快な気分でそれがずっと続く感じです。
顔の表情は、特に制限暗示を受けていないので、不快な感情が素直に顔に出て、催眠中ずっとツンツンしたままなので、ずっと軽く眉をひそめ眉間にシワがよった少し不快な表情のままです。
私が示した反応は、反応2のほうです。つまりずっとツンツンしてました。
でも人によっては、反応1を示す人もかなりいるようです。
ニオイは慣れる感覚で、通常ならば、3分も同じニオイを嗅いでいると、あまり感じなくなるものです。
こういった意識が強い人は、催眠術にかかっていてツンとすると言われても、時間とともにニオイがかなり薄くなりあまり感じなくなるというケースもあるようです。
私のようなケースは、催眠暗示を入れられたときに、実際には水なのですが、薄めたお酢を嗅いで鼻にツンときているイメージを脳が作りだしてしまい、そのイメージが強烈に頭から離れなくなり、ずっと鼻にツンツンきたままの状態になってしまうらしいのです。普通のニオイであれば、3分あればあまり感じなくなってきますが、頭でイメージしてニオイを作り出してしまっているので、それがずっと続いてしまうらしいのです。
「それにしても、表情をみるならラベンダーでもいいじゃない。なにもツンツンさせなくても・・・」
「でも、心地よいニオイより、不快なニオイのほうが感情が顕著に反応するし、素直に顔に出やすいからね」
「ずっと鼻にツンツンしたままで、つらかったのねぇー」
「でも人間って、そこが不思議で、確かに最初結構ツンとくるんだけど、すぐに耐えられないほどじゃなく、ちょっとだけ不快だな、ちょいキツつらいのツンツン具合になって、そのままって感じなのよ」
「それは、たぶん人間の自己防衛本能みたいなものが働いているんだと思う。どのぐらいツンツンするかとか具体的に言わなかったし、薄めたお酢としか言っていないから、自分自身の頭の中で適当に長時間ずっと嗅いでいてもこのくらいならとイメージを調整していたんだと思うわよ」
「そんなもんなのかーーー、わかったような、わからないような・・・」
今度は、催眠術は解かれず、そのまま少し間を置かれ、催眠術にかかった状態で、
あなたは感情がなくなった無機質な催眠人形。感情はないが、しっかりと感覚はあります。
さあ、私が指をパチン!と鳴らすと、コップの水が薄めたお酢になります!
という催眠暗示で今度は10分観察
ここでまたまたクイズです。私はこの実験でどうなったでしょうか?予想してみてくださいね。 次の4択の中から選んでください。
反応3
嗅覚の感覚は、催眠暗示どおり、鼻はツンツンし、催眠が覚めるまでずっと鼻はツンツンしたままの状態です。
感情もそれに伴い少しだけ不快な気分がずっと続く感じです。
顔の表情は、催眠人形の暗示がかかっていますが、思わず一瞬、ツンとして不快な感情が顔の表情にも出て、一瞬、眉をひそめ眉間にシワがよります。しかし、その後は少し不快な感情なのに、顔はすぐに何事もなかったような無表情の顔になります。
反応4
嗅覚の感覚は、催眠暗示どおり、鼻はツンツンします。
しかし嗅覚は慣れてくる感覚なので、しだいに鼻にツンツンこなくなります。
感情は、少し不快ですが、ニオイが弱くなるにつれ、フラットな感じになっていきます。
顔の表情は、催眠人形の暗示がかかっていますが、思わず一瞬、ツンとして不快な感情が顔の表情にも出て、一瞬、眉をひそめ眉間にシワがよります。しかし、その後は少し不快な感情なのに、顔はすぐに何事もなかったような無表情の顔になります。
反応5
嗅覚の感覚は、催眠暗示どおり、鼻はツンツンします。しかし嗅覚は慣れてくる感覚なので、しだいに鼻にツンツンこなくなります。
感情も少し不快ですが、ニオイが弱くなるにつれ、フラットな感じになっていきます。
顔の表情は、催眠人形の暗示がかかっているので、どんなに鼻にツンときてても、無表情なまま変わりません。
反応6
嗅覚の感覚は、催眠暗示どおり、鼻はツンツンし、催眠が覚めるまでずっと鼻はツンツンしたままの状態です。
感情もそれに伴い少しだけ不快な気分がずっと続く感じです。
顔の表情は、催眠人形の暗示がかかっているので、どんなに鼻にツンときてても、無表情なまま変わりません。
私が示した反応は、反応3です。
まず催眠実験2の私の反応結果からすると、嗅覚の感覚と感情の動きを考慮すると、反応3か反応6ということになります。
問題は、催眠人形で無表情という暗示が入っているのですが、どうなのかというと、一瞬、鼻にツンときた瞬間、眉をひそめたのです。
催眠術にかかっていなかったという人は別として、ほとんどの人は、反応5と反応6のようにはならないようで、基本無表情なのですが、一瞬顔の表情が変わるそうです。
心地良い香りの場合はともかく、不快なニオイは特に感情・本能に働きかけ、無意識のうちに反応してしまうそうです。
だからこそ、商談などでいくらポーカーフェイスを装っても、交渉術や読心術に長けた人には見破られてしまうのです。
それだけ人間の感覚・感情というのは素直に顔に出るということなのでしょう。
従姉いわく、催眠人形とか無表情という催眠暗示は、
「自分は催眠人形なんだ、だから無表情なんだ・・・」
と変性意識であるとはいえ、どこかで意識していて、それでいて無表情になっているのに対し、
嗅覚は直接に感情や本能を司る脳に直結していて、神経伝達がより速く伝わってしまうため、思わず表情に出てしまい、そのあとあわてて、「自分は無表情なんだ」という催眠術師の意図によってなされた催眠暗示によって無表情が作られるので、一瞬、ツンとした瞬間、反射的ともいえるぐらい早く、その意図に反して眉間が動いてしまうらしいのです。もちろん、個人差はあるみたいなんだけど。。。
う~ん、なんかすごく催眠って奥が深い。。。
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