内 容

人を育てるための飴とムチは、間違い?

 

よく飴とムチって言うけど、私はMじゃないから、ムチで叩かれるのはイヤだわ!


 

 

ってか、それ関係ないから・・・
職場でミスしたからって、そんなSMみたいに、ムチで叩いてたら、パワハラで訴えられるだろう。


 

 

そうね、そういう嗜好があって、喜ぶ人も中にはいるかもしれないけど・・・


 

 

さあ、ここで『飴とムチ』についてわからない人もいるかもしれないので、解説をしましょう。


 

って、そんな解説しなくたって、みんな知ってるっての!


 

まあまあ、せっかく僕の出番なんだから、説明させてよ!

 

飴とムチというのは、19世紀のドイツで、弾圧のための法規と、国民生活のためになる政策を同時に実施したのですが、こうした民衆懐柔策が『飴とムチ』に喩えられたのが最初だと言われているんです。


 

 

ふぅ~ん、どうでもいい話だったわね。。。


 

そんな・・・

飴とムチは、人を育てるどころか逆効果?

 

それじゃ、私がお口なおしに、面白い実験を紹介してあげるわ!
この実験では、飴とムチは、人を育てるのに逆効果になる可能性があるということを示唆している実験よ。


 

人を育てるのに、アメとムチということが言われますが、アメとムシのほうが良いという考え方があります。

 

マウスを使った実験で、面白いものがあります。
T字路をつくり、そこにマウスを入れ、マウスがもし右に曲がった場合は、クッキーやチーズなどのエサにありつけるようにしておきます。
一方、マウスが左に曲がった場合は、電気ショックが与えられるという仕掛けになっています。

 

当然、マウス君からしてみれば、エサは嬉しくて、電気ショックは嫌なものです。
さて、こうした場合、マウスはどうなるでしょうか?

 

大方の人は、「マウスだって哺乳類だし、エサという生命に欠かせない問題ともなれば、それなりの学習をするだろう。だからマウスは右に曲がることが自分のためだということを学習し、次第に迷いなく右に曲がるようになります。」と答えるはずだと思います。

 

はい、これで正解です。
でも、完全な正解じゃないのです。

 

左に曲がったときの電気ショックを強く与えすぎてしまうと、マウスは、これ以上歩き回ったら、もっとひどい目に合うかもしれないと考え、全く動かなくなってしまうのです。

 

これは、専門的には『適応』と呼ばれているもので、強い電気ショックを与えられたマウスは、「それじゃ、ジッとしていたほうが安全だ。」ということで、実験の状況に適応してしまうという現象が起こるのです。

 

つまり、強い電気ショックを与えられたことで、学習をしなくなってしまうというわけです。

 

ということで、簡単に1分でまとめた動画です。

ムチは教育上逆効果だった

実験で、マウスはストレス性胃潰瘍にもなっていたということで、ムチは教育上逆効果という結論になっています。

 

 

つまり、職場ではあまり部下を叱らないほうがいい。お説教もほどほどにってことね!
じゃないと、部下は叱られすぎて、働かなくなっちゃうってことだよね。

 

ねえ、社長さんや上司のみなさん、聞いてるぅ~↑↑


 

実際に、行動心理学では、飴とムチではなく、飴と無視がいいらしいのです。

 

torasan

 

成功したときには、必要以上に褒める
失敗したときには、見なかったことにして、周囲がさりげなくフォロー。

 

う~ん、少しは叱ったほうが良いでしょうけどね。。。

 

 

・・・、この前、浮気が見つかっちゃってさ。。。 見なかったことにしてもらえないかな・・・


 

って、そういうことじゃないでしょ・・・